【胃腸病はストレスから】

ストレスというのは、私たちに与えられるさまざまな刺激をいいます。気象の変化、薬剤などの化学的刺激、悲しみや苦痛などの精神的因子も、みんなストレスです。これらの因子に、からだが無理に適応しようとすると「ひずみ」が生じます。その「ひずみ」によって起こる病気を「汎適応症候群」といいますが、胃・十二指腸潰瘍はまさにその代表です。

胃は食物を大まかに消化し、十二指腸とそれに続く空腸が本格的に消化をしています。胃液には強力な消化力がありますが、ふつうの状態では、自分の胃を消化するようなことはありません。

ところが、ストレスが増えると、胃液の分泌が盛んになると同時に、胃壁の血流が悪くなり、胃液に対する防御力が弱まって、自分の胃液で胃壁を傷つけてしまうことになってしまいます。軽ければ内側の粘膜がただれる程度ですが、重くなるとポッカリ穴があいてしまいます。これが胃潰瘍で、十二指腸潰瘍も同じ原因で起こります。

当院では消化器科の専門医だけではなく、心療内科の専門医も診察に当たっており心と身体の両面 から皆さまのケアに務めております。

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完全主義は潰瘍の敵

潰瘍になりやすい人は仕事一途で、一つのことをやりだすと完璧にやり終えないと気のすまないタイプの完全主義者が多いようです。仕事の手を抜くのではなく、他の人に任せられる仕事はすっかり任せるといった心のゆとりがほしいものです。

気になったら健診を受ける

神経質な人は、からだのどこかに少しでも変調があると、あれこれと思い悩み、それがストレスにもつながりかねません。胃に限らず、からだのどこかが、ちょっと変だと気になるようだったら、素人判断をせず、健診を受けることです。健診を受けるときには、会社の診察室に相談して、病院あるいは人間ドックを紹介してもらうのがいちばん早道です。


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